寄せ植えの完成度はリーフで決まる|花と葉でつくる調和のバランス

花とリーフを組み合わせるとき、
主役にするのはいつも花だと思っていませんか?
けれど、本当の調和は
リーフの存在をどう扱うかで決まります。

リーフを使いこなす者は、全体を見渡し、
バランスを感じ、調和を知る

なぜ調和が大切なのか

寄せ植えを眺めるとき、
私たちは無意識に「心地よさ」を感じ取っています。
色や形、質感、リズム。
それら全てが揃ったとき、
作品は静かに、しかし確かに、
見る人の心に触れます。

その心地よさを支えているのが、
実は リーフの役割なのです。

レンガの壁の前に置かれた、グレーの編み込みバスケットの寄せ植え。黄色と黒の模様が入ったパンジーが中心にたくさん咲き、細長い葉や銀色がかった葉の植物が混ざっている。バスケットの中には蛇口の形をした小さな飾りと、「JARDIN」と書かれた時計風のオーナメントが立っており、落ち着いた中にも遊び心のある雰囲気が伝わる。

調和を作るリーフの3つのポイント

1)色のトーンを揃える

花の色だけでなく、葉の色にも表情があります。
シルバー、ダークグリーン、ライム、斑入り。
同系色でまとめると落ち着き、
コントラストをつければドラマが生まれます。

2)形・流れでリズムをつくる

立つ葉、垂れる葉、丸い葉、細い葉……
違う形を重ねることで動きが生まれ、
自然な流れが生まれます。

3)主役を引き立てる「余白」を作る

リーフはただ埋めるための素材ではありません。
引き算の美しさをつくる役目。
花と花の間に呼吸を与え、
主役が輝く舞台を整えます。

花は彩り、
リーフは調和。

調和を理解したとき、
作品は一段階上の世界へと進みます。

リーフを使いこなす者は、調和を知る。

そしてその調和は、
見る人の心を静かに整え、
そっと寄り添う力になります。

花に向き合う時間は、
不思議と自分の心にも向き合う時間になります。
そんなひとときを、レッスンでご一緒できたらと思っています。

「ちょっと気になるな」
そんなタイミングがあれば、
どうぞレッスンをのぞいてみてくださいね。

 

大貫茂子

こんにちは、大貫茂子です。2010年、教室の移築に合わせて雑木の庭をバラとハーブの庭に作り変えました。素材選びや植栽計画まで自身で手がけ、約130本のバラや四季の植物が楽しめる庭に。見てくださる方にも癒しと力を届けられるよう日々手入れしています。

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