庭でたくさんの花を育てていますが、「ここの花は元気なのに、こっちの花はなぜ元気がないの?」
と思うことがあります。
で、「土の中の 小さな世界」
植物の力を陰で支えている微生物たちについて考えてみました。
🍀 微生物って何をしているの?
微生物たちは、落ち葉や枯れた草などを分解して、植物の栄養になるふかふかの土をつくります。
また、植物の根と手を取り合うように共に生き、水や養分の吸収を助けたり、病気から守ったりもしてくれます。
とくに「菌根菌(きんこんきん)」と呼ばれる菌は、植物と深くつながって、お互いに助け合いながら暮らしています。
🍀微生物はどこにでもいるの?
庭の土、鉢植えの中、森の地面…
ほとんどすべての土に、微生物は存在します。
でもその“元気さ”や“種類の豊かさ”は、環境によって大きく変わります。
たとえば、農薬が多く使われていたり、空気が通らないほど固くなった土では、微生物が減ってしまうこともあります。
🍀微生物は、増えたり減ったりする?
もちろん、生きているので増減します。
微生物が喜ぶ環境では、自然と数が増えて、土が元気になっていきます。
微生物が元気になる環境:
• 落ち葉やたい肥など、有機物がある土
• 空気と水の通りがよく、ふかふかと柔らかい土
• 化学肥料や薬剤に頼りすぎず、自然の力を活かす庭
🍀 微生物を育てる庭づくりはどうすればいい?
お庭や鉢植えでも、ちょっとした工夫で微生物の住みやすい環境を整えることができます。
たとえば:
• 完熟たい肥や腐葉土を土に混ぜてあげる
• 土を頻繁に掘り返しすぎない(微生物の居場所を壊さない)
• 植物の力を引き出すような優しい管理
微生物活力土壌改良材を使う ← 「東京8」
🍀🍀🍀植物を育てることは、土を育てること。
そして土を育てるのは、微生物たち。
この小さな世界を知ることで、植物との付き合い方も、少し変わってくるかもしれませんね。
あなたのお庭にも、微生物たちのちいさな物語が、そっと息づいています。
私も庭の土に手を入れるたび、小さな命のつながりを感じています。
目に見えないけれど、大切な存在。
そんな“土の仲間たち”にも、ぜひ思いを馳せてみてくださいね。