花が教えてくれたこと

梅雨の庭を彩る花たち

梅雨の季節を迎え、庭の景色も少しずつ変わってきました。

春の主役だったバラはその役目を終え、今はアジサイやアガパンサス、モナルダ(タイマツバナ)が庭を彩っています。

雨に濡れて美しさを増すアジサイ。

すっと伸びた花茎の先に、涼やかな花を咲かせるアガパンサス。

神奈川県厚木市のS Office Gardenで淡い紫色の花を咲かせるアガパンサス

そして鮮やかな花色で庭に元気を届けてくれるモナルダ。

同じ季節に咲く花でも、それぞれに違った魅力があります。

華やかな花もあれば、静かに
寄り添うような花もある。

そんな花たちを眺めながら、今年はいつも以上に心を動かされていました。

花たちに支えられた時間

実は、最近、自分のことを見失いそうになることがありました。

頑張ってきたつもりなのに、自信が持てなくなったり、これからどう進めばいいのか迷ったり。

立ち止まってしまったような気持ち…

そんな時、庭の花たちは変わらずそこにいてくれました。

アジサイは雨の日も静かに咲き、

アガパンサスは空へ向かってまっすぐ伸び、

モナルダは「元気を出して」と言うように鮮やかな花を咲かせています。

初夏のS Office Gardenで鮮やかな赤い花を咲かせるモナルダ

花たちは何も言いません。

けれど、その姿を見ていると、不思議と心が落ち着いてくるのです。

目に見えなくても、根を育てる時間

そして気づきました。

花は咲いている時だけが価値なのではない。

冬の寒さに耐え、
見えない土の中で根を張り、
咲く日を信じて力を蓄えている。

だからこそ、その花には人の心を動かす力があるのでしょう。

それは私たちも同じなのかもしれません。

思うような結果が出ない時も、
迷いの中にいる時も、
積み重ねてきた経験や努力が消えてしまうわけではありません。

目には見えなくても、
根を育てる時間があります。

花たちを見ていて、そんなことを教えられました。

「やってきたことは消えない」

梅雨の庭で咲く花たちから受け取った、今の私へのメッセージです。

「 花を眺める時間が、
少しだけ心を整え、
少しだけ自分を信じる時間になりますように。」

それが、花たちから私がもらっている大切な贈り物です。


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大貫茂子

こんにちは、大貫茂子です。2010年、教室の移築に合わせて雑木の庭をバラとハーブの庭に作り変えました。素材選びや植栽計画まで自身で手がけ、約130本のバラや四季の植物が楽しめる庭に。見てくださる方にも癒しと力を届けられるよう日々手入れしています。

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