梅雨の庭を彩る花たち
梅雨の季節を迎え、庭の景色も少しずつ変わってきました。
春の主役だったバラはその役目を終え、今はアジサイやアガパンサス、モナルダ(タイマツバナ)が庭を彩っています。
雨に濡れて美しさを増すアジサイ。
すっと伸びた花茎の先に、涼やかな花を咲かせるアガパンサス。

そして鮮やかな花色で庭に元気を届けてくれるモナルダ。
同じ季節に咲く花でも、それぞれに違った魅力があります。
華やかな花もあれば、静かに
寄り添うような花もある。
そんな花たちを眺めながら、今年はいつも以上に心を動かされていました。
花たちに支えられた時間
実は、最近、自分のことを見失いそうになることがありました。
頑張ってきたつもりなのに、自信が持てなくなったり、これからどう進めばいいのか迷ったり。
立ち止まってしまったような気持ち…
そんな時、庭の花たちは変わらずそこにいてくれました。
アジサイは雨の日も静かに咲き、
アガパンサスは空へ向かってまっすぐ伸び、
モナルダは「元気を出して」と言うように鮮やかな花を咲かせています。

花たちは何も言いません。
けれど、その姿を見ていると、不思議と心が落ち着いてくるのです。
目に見えなくても、根を育てる時間
そして気づきました。
花は咲いている時だけが価値なのではない。
冬の寒さに耐え、
見えない土の中で根を張り、
咲く日を信じて力を蓄えている。
だからこそ、その花には人の心を動かす力があるのでしょう。
それは私たちも同じなのかもしれません。
思うような結果が出ない時も、
迷いの中にいる時も、
積み重ねてきた経験や努力が消えてしまうわけではありません。
目には見えなくても、
根を育てる時間があります。
花たちを見ていて、そんなことを教えられました。
「やってきたことは消えない」
梅雨の庭で咲く花たちから受け取った、今の私へのメッセージです。
「 花を眺める時間が、
少しだけ心を整え、
少しだけ自分を信じる時間になりますように。」
それが、花たちから私がもらっている大切な贈り物です。